ソフトウェアの保証と保障と補償と

某ソフトウェアにバグ…っていうか、セキュリティホールを見つけちゃってですね。ちょっとここでは詳細は書けないんですけど。またかよ、みたいな。
で、そのソフトウェアってオープンソースだったんですよ。オープンソースなソフトウェアっていいですね。じぶんで直せるんだから。プロプラエタリなソフトウェアだったら、直してもらうまで待たなきゃいけないし、それまでわたしたちは危険な状態にさらされるわけですから。そもそも直してもらえるとも限らないし。
オープンソースなソフトウェアって保証*1も補償*2もないのがいまいちだったりするんですが、よく考えてみるとわたしが買ったプロプラエタリなソフトウェアだって保証も補償もないやつばっかりなんですよね*3。それに、オープンソースなソフトウェアだとじぶんで保障*4できるけど、プロプラエタリなソフトウェアは保障してくれるとは限らないわけだし。じぶんで保証や保障や補償ができるならオープンソースだね、なんてことを再認識したしだい。
ちなみに、見っけたバグは開発者の1人に直接会って報告してみました。できるだけ早く直してくれるそうです。あんがとう。よかったよかった。

*1:広辞苑や岩波国語辞典などによると、「間違いがなく、確実であると請け合うこと。責任を持つこと。」という意味だそうです。ソフトウェアの利用許諾契約によく書いてますよね。「使用によって生じた結果には一切の責任を負いません。」とか。

*2:同「損害などを補いつぐなうこと。」とのこと。

*3:念のため申し添えておきますけど、ちゃんと保証も補償もあるソフトウェアももちろんありますよ。

*4:同「障害がないように保全すること。」だって。この場合はバグをなくすこととかですね。